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輪廻道へ入る時の「和歌」について

 

 

お察しの方も多々いるかと思いますが、それぞれの和歌は、

その箱庭の状態に関係した内容になっております。

また、それぞれの和歌は、各箱庭の管理人が詠んだものなので、

(自覚していない住民が、誤って輪廻道へ入ってしまわないように、合言葉を設定している)

彼らの主観や思考が入っていたりするかも……しれないです?(曖昧

 

という訳で、今回はゲーム中の和歌の、

読みや意味をざっくりご紹介していきたいと思います。

語呂と勢いで考えたので、厳密に言うと意味が違うと思いますが、

そこはあまりツッコまないで頂けると助かります…ヒィ…

 

 

 

■ミノニヨクシティの和歌

【和歌】浮き世にて 黄泉を臨めば遠からず されど先にも 極楽は無し

【読み】うきよにて よみをのぞめば とおからず

    されどさきにも ごくらくはなし

【意味】苦しい現世を憂いて、死にたいと願えば、それは決して難しい事ではない。

    だが、死の先にも、生者が望むような極楽など存在しないのに。

 

■海底都市の和歌

【和歌】水泡とて 果敢なき生を跳ねるのを 我が身を沈め 抱く大洋

【読み】みなわとて はかなきせいを はねるのを

    わがみをしずめ いだくたいよう

【意味】水の泡でさえ、すぐに消えてしまう生を賢明に生きているのに

    海は、小さな私の身体を、抱くように、深く沈めていく。

 

■樹海クラブの和歌

【和歌】安穏と 首を括るは母の木々 森は拒まず 宙浮く阿呆

【読み】あんのんと くびをくくるは ははのきぎ

    もりはこばまず ちゅううくあほう

【意味】安らかな顔をして、母の木に首を吊る者共。

    森は成す術も無く、宙を浮いている馬鹿共を、ただ見ているばかり。

 

■ビル街の和歌

【和歌】色も無く 繁く来たるは檻の内 息吐けぬまま 頽れる生

【読み】いろもなく しげくきたるは おりのうち

    いきつけぬまま くずおれるせい

【意味】心を動かされる出来事も無く、通いつめるのは檻の中のような場所。

    ろくに休むことも出来ず、命は弱って、崩れていく。

 

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